国産材を選木してます
DOMESTIC TIMBER
国産材を
厳選しています
木の特性を活かす
厳選した国産木材を使用
家づくりには、どんな木でも使えばいいわけではありません。
例えば、木の乾燥のしかたも乾燥室で一気に乾燥させてしまう方法(人工乾燥)と
太陽の日差しを感じながら四季を通じて自然に乾燥させる方法(自然乾燥)とがあります。
人工乾燥
人工乾燥は大きく分けて低温と高温の方法がありますが、多くは高温乾燥で乾燥室で一気に乾燥させて製品になります。ただ、脂分が無くなりカラカラの状態で木の特性も少なくなります。ですが、大量に多くの製品が確保できるのが利点です。
自然乾燥
自然乾燥は1年の四季に応じて、時期によっては風通しのいい場所や太陽の日差しを浴びさせたり、木の含水率を含水計で測りながら乾燥具合で、乾燥場所を変えたりと手間はかかります。でも、脂分を徐々に乾燥させることにより、木の特性を極力活かせるようになり、表面のツヤ・色合いが落ち着いた感じ(経年で色合いが変化する)になります。
私達は国産材の杉・桧・地松など…を自然乾燥させて構造躯体や梁に使って木の特質を活かし「丈夫で長持ちする家」をつくりたいと思っています。さらに、日本の風土に合った国産材を構造躯体に使用することで、家づくりに1番大事な「がっちり感のある災害に強い家」になりながらも梁や構造材といった部分に、木の本来持っている「表面のツヤ・風味・色合いを、時々でもじっくり鑑賞しながら、ぬくもり・あたたかみ・森林浴のような癒し…を身体で感じられたら…」言葉ではうまく言い表せない「人間の感性に心地良く伝わる何か…を感じてもらえる家づくり」ができたらと日々奮闘しております。
適材適所で木を活かす
私達がこだわる天然自然乾燥は、手間隙はかかりますが、木本来のツヤ・風味が、強制的な乾燥材とは違います。他にも、建築にあまり向かない木があるのも知っています。木材に関するトラブルを防ぐにはどうすればよいか知っていますしシロアリに強い木材があるのも知っています。腐らず、耐久性があり、強度のある長持ちする木や地震に強い木があるのも知っています。なぜ木をしっかり乾燥させておかなければならないか?どこにどんな種類の木を使えば構造的に強い家ができるか、木の特性を活かしながら、適材適所で使える木材を選び木組みを考えています。
1級建築士資格試験の現状
本来ならこういった木材の特長や木の組み方などは、大学の建築科やプロの講義とかで学べばいいのですが、残念なことに、木の家づくりに関する授業や講義はほとんどありません。特に、家全体を支え、家族の安全を守る1番大切な骨組み(構造材)に使用される木材(無垢材)の性質や木の選び方、強度や耐久性を高めるための木の乾燥方法に関する講義等、まったくないと言っても良い程で国家試験である1級建築士資格試験にも、それらに関する出題は、ここ数十年間、1問もないのです。
その結果、多くの建築士や施工者、建築家と言われる人達も材質の良し悪しがよく分からないために、木ならだいたい同じ物だと考えて価格最優先で木を選び、低質だったり建築に向かない欠点がある木とか日本の気候に合わない安価な外国の木を仕入れ、使用しています。そして安い木(中には建築に向かない物もある)を使うことで、材料費が抑えられ、結果的にお施主様の知らないところで、施工費の割には使い勝手のよくない、価値の少ない家を建ててもらってる事になります。
1番大切な構造躯体に使用される材木が、木に関する知識を得られない教育のせいや、高度成長期の景気の良さもあり住宅需要の多さで「長持ちする価値のある家」は重要とされず、「平均寿命約26年で建て替えや大幅なリフォームが必要な家」が多く普及しました。木の特性すべてを知る事は難しくても、家づくりにあたり、あまりに無知な事は怖いことではないでしょうか。
●構造材が壁や天井の仕上がり後は隠れてしまい、完成後は見えなくなる家が主流となってるのも手伝って、ますます大切に扱われなくなっています。
●省エネで長持ちさせるよう研究工夫はされてきてますが、まだ多くの家は時代の流れに沿わず寿命が短いのも事実です。
私達は日本の風土に合う木造軸組み工法で、構造材を吟味して3世代にわたって住める家づくりにこだわっています。将来的に、基本的な構造躯体は変えなくても、設備のメンテナンスや時代に合ったリフォームで「安心して長く住める価値のある家」をつくっていきたいと思います。
ご満足の声を頂いております
お気軽にお問い合わせください
幸い、多くのお施主様は家づくりに込めた思いをお持ちですが、想像以上の家(作品)が出来あがり、感謝のお気持ちを頂くとともに、住み始めてからも、五感で体感する事が多いと、満足の声を頂いております。今後、家づくりを検討されているお客様には、もう1度家づくりの原点から考えて頂き、弊社の家づくりが気になるようでしたら、一度弊社の建てた家を実際に御覧になってみてください。また建築計画や予算の御相談も、お気軽にお問い合わせください。